『怖さを感じさせる言葉』をタイトルとして成立させるためには、前もしくは後ろの言葉を選んで当てはめていく作業が必要です。
例えば『死んだ』という言葉を選んだとします。
選んだ『死んだ』を「しんだ」とひらがなに変換し、前後にくっつきそうな言葉を探していきます。
基準は『怖くなさそうな言葉』であり、区切りや文字をかえても意味が通じるという言葉です。
ときには「しん」「だ」か「し」「んだ」と分解して前と後ろ両方にくっつく言葉を探していきます。
「かしん(だ)」?「けんしん(だ)」?「(しん)だんぷ」?「 (しん) だがし?」…
『しりとり用ツール』や『国語辞典系サイト』で言葉を探す
短い時間でいい言葉を探すために、『しりとり用ツール』や『国語辞典系サイト』を使うと、とても便利です。
一番使ったのは前方一致と後方一致で検索することができ、かつ文字数指定ができるといった『語尾検索エンジン』です。
探す視点によっては国語辞典系のサイトの方が力を発揮することもあるので、最初は普通にGoogle先生にて「○で始まる言葉」と検索をかけてみます。
語尾検索エンジンや国語辞典系サイトのタイトルが出てくるので、検索内容をふまえてよさそうなサイトに入り、『ハマる言葉』を探していきます。
前方で一致しなかった場合は後方一致を探し、それでもダメなら区切る位置をかえて探す、といったことを繰り返していき、『怖さを感じる言葉』に肉付けしていきます。
具体例、『恐怖眠り』の場合
『恐怖』という言葉をいれた怪談を増やしたくて作った『恐怖眠り』を例として説明します。
ひらがなに変換し、分解する
まずは『恐怖』を「きょうふ」とひらがなに変換し、「ようふ」か「うふ」か「ふ」の何文字で一致させるか(くっつけるか)を考えます。

考えた結果、「ようふ」や「うふ」はあまり耳なれない文字列だったので、まずはシンプルに「ふ」で探すことにしました。
しりとり用、国語辞典系サイトで言葉を探す
Google先生に「ふで始まる言葉」と検索をかけ、語尾検索エンジンサイトにて、一つずつ言葉を確認していきます。

「ふあ、ふい、ふう…ふおん、ふか、ふかい、ふさ、ふし…」
しばらくして「ふね」という言葉をみつけ、良さそうだったの採用。
「きょうふ」と「ふね」をくっつけ、「きょうふね」という言葉を作ってみました。
「今日船」と漢字に変換しても、自然な言葉になってますね。
タイトルとして成立するまで繰り返す
そして「きょうふね」まで言葉がつながったので、今度は「ね」で始まる言葉を探していきます。
「ねあい、ねあか、ねあげ…… ねむ、ねむけ、ねむり… ねむり…? ねむり!!眠り!!!」

と言った感じで、ピンとくる「ねむり」という言葉にぶち当たり、「きょうふねむり」という組み合わせが出来上がります。
完全一致検索を使って確認する
「きょうふ、ねむり」に「恐怖眠り」、「きょう、ふねむり」に「今日船むり」と、それぞれ漢字をあて、二通りの意味が成立しているか確認します。
何度か口に出してみて、言い回しとしても問題ないことを確認します。
そして最後にGoogle先生にて完全一致検索 (「””」=半角のダブルクォーテーションで囲って検索すること。今回だと”恐怖眠り”でかける)をかけ、他に考えている人がいないかを確かめます。
完全一致検索結果考えたタイトルが出てこなかったら、まあ、先達(先に考えていた人)はいないと判断していい…と思います。
これで『オリジナルのダジャレ怪談タイトル』の完成です!!
ダジャレ怪談の作り方のまとめページについて
怖い言葉の前後に単語を肉付けしていく方法以外にも、実際にやってみたダジャレ怪談制作プロセスをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
