『圧倒!恐怖食い倒れ(あっとうきょうふくいだおれ)』はぎなた読みのダジャレ怪談です。
『食い倒れが』怖いかどうかは疑問に残るところですが、『圧倒』と『恐怖』という言葉を組み合わせることによって、なんとか怖い感じが出たと思ってます。
怖い話『圧倒!恐怖食い倒れ』の話
最近同僚の様子がおかしい。
仕事をしていても落ち着きがなく、しかも常に何か食べている。
確かに『大食いハヤト』って言われるほど、飲み会では食いまくるやつだった。
けれども最近のあいつの行動は、もはや『大食い』のレベルですまされるものではない。
正直気味が悪い。
ここ最近ハヤトは、仕事中ずっと「モチャモチャ」口を動かして、『何か』を食べている。
電話には出ないし、食べかすは飛び散って汚いし、よだれを撒き散らす。
周りが迷惑してるのに全然やめない。
このあいだ課長に「仕事中にものを食べるんじゃない!!」ってめちゃくちゃ怒られている間も、ずっと何か食べてたし、課長のこと殺しそうな勢いでにらんでた。
…どうしちゃったんだよハヤト。
ゴソゴソと食べるものを探すハヤトを遠目で見ながら、考えにふけっていた俺に、後輩のヨーヘイが話しかけてきた。
「先輩、来週の営業ルートどうなりました?チケット押さえちゃうんで、教えてください。」
「あっ!東京・福井だ、俺。」
あっ!東京・福井だ、俺…? あつ東きょうふく井だ、おれ… あつとう、きょうふ食いだ、おれ…
『圧倒!恐怖食い倒れ』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★★
- むりくり度:★★★
- 怖い度:★★★★
- ヨーヘイの気が効く度:★★★★★

