『あの子は異状死(あのこはいじょうし)』はぎなた読みのダジャレ怪談…のつもりでしたが、とある居酒屋の一風景のお話になってしまいました。
ストーリーがテンポよく仕上がったと思っており、個人的に気に入っているお話の一つです。
『あの子は異状死(あのこはいじょうし)』のお話…
「好きな人できちゃった…」
急なポヨ美の発言に、ケメ子はビールを吹き出した。
「えー!こないだハヤトと別れたばっかなのに!!…この店来て、さんざん飲んで、人にぐちってたくせに…」
ケメ子がぶーぶー言うと、ポヨ美はすまなそうにして下を向く。
「てか、誰?あたしの知ってる人?」
ケメ子が聞く。
「会社の人だから会ったことないよ…あ、でも前に話したことある。」
顔をあげたポヨ美が、恥ずかしそうに答える。
「えー、会社の人?かっこいい人なんていたっけ…そんな話きいた?」
「あのさ、今の会社入ったばっかりの頃さ、めちゃくちゃ怒られたって話したでしょ?ブッ殺レベルで。…その時話した課長。好きになっちゃった…」
ポヨ美の答えを聞いてケメ子は叫んだ!
「あの怖い上司!?」
あの怖い上司…? あのこわいじょうし… あのこは異状し…
『あの子は異状死』
ダジャレ協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★
- むりくり度:★★
- 怖い度:★★
- 怒った時の課長の怖さ:★★★★★

