「な、 なんかさ。今日めちゃくちゃ寒くね?」
4時間目が終わったとたん、ジュンジは隣のヨーヘイに話しかけた。
ヨーヘイもブルっと震えながらうなづく。
「さ、寒いよ。今日7月7日だよ?なのに…何この真冬のような寒さ…」
「みんな青い顔してるぜ。」
ジュンジがあたりを見回しながら言った。
「そうだね…5時間目とか具合が悪くなる人がでるんじゃないかな…たくさん…」
ヨーヘイも心配そうにうなづく。
その時、誰かが叫んだ。
「あ!雪だ!」
急に外が暗くなったと思ったら、雪が降ってきたのである。
クラス中が不安な顔でいっぱいになった。
そんな中、クラスで一番の大食い、タクオが叫んだ。
「こんな寒さに負けてたまるか!俺、牛乳一気飲みしてやるぜ!」
それを聞いた、ライバルのハヤトも大声を出す。
「今日は揚げパンだろ?タクオには負けねー。おかわりは絶対にわたせねー。」
次々と上がる声。
「違うよ!今日はソフト麺。ちょっと硬いけどソフト麺!」
「あれ?カレーは?」
「カレーは昨日。俺、家でも夜カレーだったぜ。昨日は昼も夜もカレー。」
「今日七夕だから、デザートでるのよね?たのしみ〜」
「ゼリーかな?私のゼリー振ったら許さないからね!」
そんな中、みんなが絶望する事実が発覚する。
「うわー!今日のデザート『冷凍みかん』だ!!こんなに寒いのに!」
「ギャー!!」
絶望的な声のする中、ジュンジとヨーヘイは顔をみあわせ、ぼそりとつぶやいた…
「みんな…給食あるある…」
みんな…給食あるある…?
みんなきゅうしょくあるある…
みんなきゅう死…よくあるある…
『みんな急死…よくあるある…』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★
- むりくり度:★★★★
- 怖い度:★★
- 揚げパンの美味しさ:★★★★★

