血のシャワー(ちのしゃわー)

中央自動車道を、一台の車が猛スピードで駆け抜けていく。

時間は午前三時。あたりは暗く、他の車はほとんど走っていない。

運転席の男が、助手席の少女に話しかけた。

「甲府を過ぎて、かれこれ1時間か… もうここまで来れば大丈夫だろ。」

少女が答える。

「せやな…せやけど油断せんといてな。何があるかわからへんから。」

男は力強くうなづきながら言った。

「わかってるよ。大丈夫。ちゃんと送ってくから、安心しろ。」

ほんの偶然から、少女を諏訪大社まで送り届けることになった男。

男が猛スピードで車を走らせた甲斐があり、目的地はすぐそこ迫っていた。

「いやー流石に疲れたな。着いたら温泉にでもはいりたいぜ。今どの辺?」

油断するなと言われたそばから『温泉』と言い出す男に呆れながらも、少女はカーナビを覗き込んだ。

「ちょっと待っててな…今はえーと… あ!!」

<<恐怖音>>

「もう、茅野市やわ〜!」

 

茅野市やわ〜…? ち野しやわ〜… ちのシヤワ〜…

血のシャワー

ダジャレ怪談協会による独自採点

  • 伝統のネタ度:★
  • ネタ文字数の長さ:★★
  • むりくり度:★★
  • 怖い度:★★
  • 下諏訪の温泉の良さ:★★★★★

茅野市の場所

諏訪湖のすぐ手前です。

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