蛇少女は昭和に作られたダジャレ怪談のお話です。(「へび少女」という楳図かずお先生のホラー漫画もありますが、この話は全く違います。)
おもしろ怖い話『蛇少女(へびしょうじょ)』
「タクオ、聞いたか?6年生に転校生だって!」
教室に着くなり、ジュンジが興奮して話しかけてきた。
「こんな時期に?珍しいね。」
小・中あわせて全生徒が56人しかいないこの学校に、転校生が来るなんて数年に一度のことだ。
しかも11月の終わりに転校生だなんて、かなりめずらしい?
「どんな子なのかな。ジュンジは見た?」
そう聞くとジュンジは首を振って答えた。
「まだ。こっそり見に行こうとしたら、お前がきたからさ。一緒に行こうぜ。」
中学生にもなって覗き見にいくのもどうかと思ったが、結局誘惑には勝てず、ジュンジと6年生の教室まで行くことにした。
…
予想通り、教室前は人だかりだった。
「はいはいちょっとどいてねー。通りますよー。」
ジュンジの後について後ろ扉のところまで行き、教室の中を覗いてみる。
「…あ!あの窓際の子っぽいぞ。女の子だな!」
ジュンジが指を挿しながらヒソヒソ話しかけてくる。
「へーどれどれ。」
そう言いながら僕が窓際をみたのと、その子が振り向いたのは、ほぼ同時だった。
僕と彼女の視線がぶつかる。
思わず僕はつぶやいた。
「へー、美少女…」
…
へー、美少女…? へーび少女… へび少女…
『蛇少女…』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★★★★
- ネタ文字数の長さ:★
- むりくり度:★★
- 怖い度:★★★
- 美しさ:★★★★★
「蛇少女」と似ているお話
「蛇少女」と似ているお話に「蛇女」があります。

