『血を噛んで吸う(ちをかんですう)』は昭和に流行ったダジャレ怪談の一つです。
夜中に目を覚ます、怪しい男のことを語ってます…
怪談『血を噛んで吸う(ちをかんですう)』のお話
彼は夜中に目を覚ます。
男が暮らす川沿いの地域は、街灯もなく、日が暮れると真っ暗になる。
人っ子ひとりいなくなる深夜2時、男はのっそりと起き出すのだ。
ゆっくりとシャワーをあび、さっぱりしたあとキッチンに向かう。
冷蔵庫の中からパンとハムと赤い液体を取り出し、音楽をかけ、ゆっくりと食事をするのだ。
液体の瓶が空になると食事はおしまい。
「…新鮮なやつを…追加しないとな。」
そう呟くと男は玄関に向かい、外の様子をうかがう。
『人』を待っているのだ。
そろそろ夜明けが近づいており、『人』によっては仕事に向かう時間だ。
しばらく川を眺めていると、遠くに明かりがみえた。お目当ての明かりだ。
近づいてくるのを、玄関の影でじっと待つ。
…来た!…もう目の前だ!
自転車にのっているのは…『女』!
彼女は…男に…気付いている!
彼女は言った!
「おはようございます!朝刊でーす!」
朝刊でーす…? ちよかんですう… ちを噛んですう…
『血を噛んで吸う』
協会による独自採点(5段階)
- 伝説のネタ度:★★★
- ネタ文字数の長さ:★★★
- むりくり度:★★★★
- 怖い度:★★★★
- 液体は赤ワインの可能性:★★★★★

