『ラーメンの恨み(らーめんのうらみ)』は昭和に流行った当て字系『怖いダジャレ話』です。
「食い物の恨みは恐ろしい」と言いますが、『ラーメンの恨み』も恐ろしいのでしょうか?
『ラーメンの恨み(らーめんのうらみ)』のお話…
猛吹雪が続いて三日。
俺たちは逃げ込んだ洞窟から、一歩も動けない状態だった。
山頂ではあれだけ晴れていたのに…
幸い食料はたっぷりある。
ここは焦らず、吹雪がやむのをじっと待つべきだ…
「ただじっとしているだけなのに、しっかり腹は減るからな。困ったもんだ。」
バディーのハヤトが、たき火に木をくべながら言った。
ハヤトは今回の山登りを企画した俺のバディーで、普段は同じ会社に勤めている。
あだ名は『大食いハヤト』。
以前会社の飲み会で、〆のうどんを十人前、ぺろりと食べ切ったことがある。
洞窟に逃げ込んでからも、寝てる時以外は食べてばっかりだ。
今も「早めの昼ごはん」と言いながら、食事の準備をしている。
まだ午前9時。朝ごはんを食べ終わったのは、ついさっきの事なのに…
ハヤトはリュックをガサゴソと探り、金ピカの袋を取り出した。
『極上!地獄のエンドレス』という、俺のお気に入りのインスタントラーメンだ。
ちょっと変わった名前だが、その名の通り、病みつきになる味のラーメンである。
ハヤトはしばらく袋を眺めていたが、「これどうやって作るんだ?」と俺に聞いてきた。
口からは涎をダラダラ垂らし、我慢できないと言った様子である。
「…こいつ、どうしちゃったんだ?」と不気味に思いながらも、俺は言ってやった。
「ラーメンの裏見ぃ」
ラーメンの裏見ぃ…? ラーメンのうら見ぃ… ラーメンのうらみ…
『ラーメンの恨み』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★★★★
- ネタ文字数の長さ:★★
- むりくり度:★★★
- 怖い度:★★★
- 極上!地獄エンドレスのうまさ:★★★★★

