『呪いの館(のろいのやかた)』は、昭和に流行ったダジャレ怪談のうちの一つです。
オチに使われている言葉ですが、最近はあまり使われなくなったため、小学生にはわかりづらいかもしれません。
『呪いの館(のろいのやかた)』の怪談話
その親方はとてもとても嫌われていました。
世の中には「親方様」と呼ばれ、みんなから尊敬されている親方もいますが、こっちの大工の親方はみんなから嫌われていました。
なぜならば、仕事をしながら大工を怒鳴り散らすからです。
「早くしろ。このアホんだら」とか
「早くしろ。いつになったら終わるんだ?!」とか
「早くしろ。グズグスするな!!」とか、
「お前たちは人形か?このノロマめ!」など、
一生懸命仕事をしている大工たちに、悪口ばかり言うのです。
いままでずっと我慢して聞いていた大工たちですが、もう限界です。
ある日とうとう、親方に怒鳴り返しました。
「早く早くばかり言いやがって!のろいの親方だ!」
のろいの親方…? のろいのおや方… 呪いのぉやかた…
『呪いの館』
協会による独自採点(5段階評価)
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★
- むりくり度:★★★★
- 怖い度:★★★★
- 大工の仕事の速さ:★★★★★
お話の補足説明
『ノロマ』の語源は、人形浄瑠璃に使われた『野呂間人形』です。野呂間人形の見た目は結構怖いので、調べてみてください。
