夜動く死んだ医者(よるうごくしんだいしゃ)

「ぜっ、絶対無理だ!お、俺たちはもうおしまいだ!」

荷物を肩に担いだままヨーヘイは大声で叫んだ。

ハヤト、ジュンジ、タクオは重さに耐えながら、黙って聞いている。

謎の男から『謎の荷物』を届けてくれと頼まれた四人。

それは大きな大きな荷物で、まるで棺桶かんおけのようだった。

その大きさのためか、色々な手続きがうまくいかず、結局何もできぬまま夜になってしまった。

明日の朝までに荷物を届けることができなければ、一体どうなるのか?

不安に思う四人の中、最初から乗り気でなかったヨーヘイの怒りが爆発したのである。

「俺たちには車も何もねぇ。一体どうするってんだ!?この荷物!」

ヨーヘイの怒りはおさまらない。

その時、ハヤトがハッと顔をあげて言った。

「そうだ!電車だ!」

ジュンジがハヤトに聞く。

「電車?こんな夜中に?こんな荷物を乗せられる電車なんか…」

ハヤトはジュンジの目をみて答えた。

<<恐怖音>>

夜動く寝台車さ!」

夜動く寝台車…? 夜動くしんだいしゃ… 夜動くしんだ医者…

『夜動く死んだ医者』

ダジャレ怪談協会による独自採点

  • 伝統のネタ度:★★★★
  • ネタ文字数の長さ:★★★★
  • むりくり度:★
  • 怖い度:★★★★
  • ヨーヘイの怒り:★★★★★
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