ちょっとテストの点が悪かっただけで号泣し、「もう死んでやる!!!」と飛び出ていったケメ子が、ひさしぶりに登校してきた。
うつむき加減で教室に入ってくる。
めんどくさいやつだけど、まあ幼馴染だし、声でもかけてやるか。
「やっときた。どうだった?引きこもり生活は?」
顔をあげた彼女を見て、私はギョッとした。
酷い。目の下のクマが。
漆黒のクマがくっきりと出ていて、今にも死にそうな顔である。
「ど、どうしたのその顔!?ケメ子、ちゃんと寝てる!?」
弱々しく首を振るケメ子。
「ちょっと酷すぎる顔してるよ!?早退して、家でゆっくり寝たほうがいいよ!!」
ケメ子はフルフルと首を振って、ボソリとつぶやいた。
「あたし、あした模試。寝ない…」
あたし、あした模試。寝ない…?
あたし、明日もし。ねない…
あたし、明日もしねない…
『あたし、明日も死ねない…』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★
- むりくり度:★★★
- 怖い度:★★★
- 眠さ:★★★★★

