「あれ?タクオちゃん、なにしてるの?メモなんか持って。」
ここは堂守小学校の4年3組。
ヨーヘイくんが仲良しのタクオくんに質問しています。
「…探してるのさ。」
「何を?何を探してるの?」
しつこく聞くヨーヘイくんに、タクオくんがやれやれといった感じで答えました。
「…事件だよ。堂守小の事件を探してるんだよ。」
「えっ!事件!何かやばいことあったっけ?!」
ヨーヘイくんが驚いて尋ねます。
「…やばくなる前に事件を探す。それが堂守小の名探偵、タクオの仕事なのさ。」
窓の外を眺めながら答えるタクオくん。
そんなタクオくんを、尊敬の眼差して見つめるヨーヘイくんでしたが、急に思いついたように言いました。
「そうだ!事件といったらニュースでしょ?ニュースといったら、新聞係の壁新聞じゃない?!」
タクオくんが感心したようにいいます。
「なるほど。ヨーヘイちゃん、頭いいな。」
こうして二人は、廊下に貼ってある、新聞係の壁新聞を見に行くことにしたのです。
4年3組の新聞係はとても熱心で、毎週新しい壁新聞をつくっては、廊下に張り出しています。
今週も模造紙で作られた壁新聞が、3枚も張り出してありました。
「タクオちゃんが好きそうな記事があるといいけど…」
そう言いながらヨーヘイくんが、端の方から新聞を確認していきます。
「えーっと…、なになに、怖い!トイレの使い方が悪いです…はみだしてます?」
ヨーヘイくんは次々と記事を確認していきます。
「なぜハエはうんちに止まるのか…なんじゃこりゃ?」
「最近校庭に犬のフンがたくさん落ちている件について……」
「…」
ぶつぶつと新聞を読んでいたヨーヘイくんですが、そのうち黙りこくってしまいました。
それを見ていたタクオくんが、ハッとしてメモを取り出し、慌てて何かを書き始めました!
「…事件その1。…ヨーヘイちゃんが…」
「今日うんこな記事、じぃーっと読む…」
今日うんこな記事、じぃーっと読む…?
きょううんこなきじ、じいと読ぅむ…
強運こ泣きじじいとよぅ夢…
『強運!子泣き爺と妖夢…』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★
- ネタ文字数の長さ:★★★★
- むりくり度:★★★★★
- 怖い度:★★
- 臭い感じ:★★★★★

