『ぎなた読み』という言葉を知っていますか?
「恐怖の味噌汁(きょうふの、みそしる)」「今日麩の味噌汁(きょう、ふのみそしる)」のように、『言葉や語句の区切りを間違えて読むこと』を『ぎなた読み』と言います。
『ぎなた読み』は面白い
『ぎなた読み』は同じ言葉(文字列)に、二通りの意味合いを持たせることができます。
ときには全く違う意味合いになることもあり、その内容や意外性で「ふふっ」と笑いをさそうことが多々あります。
有名な例えになりますが、「ここではきものをぬぐべし」は「ここで履物をぬぐべし」とも「ここでは着物をぬぐべし」とも読むことができます。
玄関に「ここではきものをぬぐべし」と書いておいたところ、履物ではなく着物を脱いでしまった、と想像すると面白いですよね?
このような面白さから、『ぎなた読み』は『言葉遊び』として長い間楽しまれています。
『ぎなた』とは何か
『ぎなた』という言葉をはじめて耳にする人は多いのではないでしょうか。私もおもしろ怪談を調べている時に初めて知りました。
そもそも『ぎなた』というものは何なのでしょうか。
答えは、昔の武器収集家『弁慶』にまつわる話にあります。
弁慶のことを書かれた書物にて「弁慶が、なぎなたを持って」という文章の区切りを間違い「弁慶がな、ぎなたを持って」と読んだ人がいました。
これが『ぎなた』であり、意図した区切りとちがう読み方を『ぎなた読み』というようになりました。
『ぎなた読み』のことを『弁慶読み』ということもありますが、上記のような由来に基づいているからです。
1分で話せる『子供むけおもしろ怪談』について
本アーカイブサイト怖い話 -1分で話せる『子供むけおもしろ怪談』-は、怖いタイトルだけど『ぎなた読み』によってオチをつけるという話をたくさん掲載しています。
いわゆる『ダジャレ怪談』や『おもしろ怪談』を調べ・集め・そして自分で作ってみて、アーカイブサイトして更新しています。
最初に紹介した、おそらくぎなた読みで一番有名な『恐怖の味噌汁(きょうふのみそしる)』のお話も、アーカイブしています。
よろしければ『ぎなた読み』の言葉遊びを楽しんでいってください。
