由香さん、とっても不幸(ゆかさん、とってもふこう)

『由香さん、とっても不幸(ゆかさん、とってもふこう)』はおもしろ怖い『ダジャレ怪談』のお話です。

夏休み直前の小学校の教室が舞台です。

『由香さん、とっても不幸(ゆかさん、とってもふこう)』の話

今日きょうは1学期がっき最後さいごの授業じゅぎょう。明日あすからいよいよ夏休なつやすみが始はじまります。

普段ふだんはおりこうな3年ねん2組くみの皆みんなですが、目めの前まえの夏休なつやすみのせいか、ウキウキ・ソワソワ落おち着つきがありません。

… 一人ひとりの女おんなの子こを除のぞいて。

 

窓際まどぎわ、一番いちばん後うしろに座すわる女おんなの子こ。

ショートカットで少すこし日ひに焼やけた女の子。

その子こは先さきほどから、ため息いきばかりついています。

ため息いきの後あとに、こっそりとスマホを確認かくにん。

そしてまたため息いきをつく、といった繰くり返かえしです。

 

女おんなの子こがため息いきを繰くり返かえす間あいだにも授業じゅぎょうは進すすみ、チャイムと共ともにみんなが立たち上あがりました。

大掃除おおそうじです。

先生せんせいが大おおきな声こえで指示しじを出だしていきます。

「4班はんは雑巾ぞうきん持もって、理科室りかしつの拭ふき掃除そうじな。コロナ対策たいさくのためにもしっかり頼たのむ。」

そう言いったあと、先生せんせいは少すこし考かんがえてこう付つけ加くわえました。

<<恐怖音>>

「この際さいだ、普段ふだんやらない床ゆか・桟さん・取とっ手手も拭ふこう!」

………!?

床ゆか・桟さん・取とっ手手も拭ふこう…!? 床ゆか・桟さん・とってもふこう… ゆかさん、とっても不幸ふこう…

『由香ゆかさん、とっても不幸ふこう』

協会による独自採点(5段階)

  • 伝統のネタ度:★
  • ネタ文字数の長さ:★★★★
  • むりくり度:★
  • 怖い度:★★
  • 掃除の腕前:★★★

お話の補足説明

「桟さん」は窓枠にある部分のことですが、最近はあまり使わない言葉でしょうかのでしょうか?

「桟さん」の画像検索の結果はこちら。

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