『悪魔も登場(あくまもとうじょう)』はぎなた読みのダジャレ怪談の一つです。
『悪魔の足跡』や『悪魔のぬいぐるみ(人形)』とは、ちょっと違った『ぎなた読み』となってます。
ダジャレ怪談『悪魔も登場(あくまもとうじょう)』のお話
最後の休憩から約50分。
季節外れの暴風雨に曝されながら、大型バスは走り続けた。
空は真っ黒、あたりはガンと暗い。
雨はバシャバシャとガラスをたたき、風はゴウゴウと鳴り響く。
稲妻がピシッと空を切り裂き、すぐにドーンという音と共に空気が震える。
まるでバスを狙っているかのように、雷がズドンズドンと落ち続ける。
おかしい。先程までは、とてもいい天気だったのに…
天気予報では一日中快晴と言っていたのに…
ゴツゴツと音がすると思ったら、雨がいつの間にか雹に変わっていた。
拳ほどもある雹が、ゴッゴッとバスを殴る。
窓ガラスにパキパキとヒビが入る。
一体全体何が起こっているのか…
この後には何が起こるのか…
真っ暗な空から、次に何が出てくるのか…
乗客の不安がピークに達する。
その時だ!
急に雨風が止み、ズワっと天が割れた!!
眩いばかりの日の光が、キラキラと地上の一点を照らし出す!!!
乗客の一人が、窓から見える光り輝く物体を指さして、叫んだ!!!!
「あ!熊本城!」
あ!熊本城…!? あ!くまもとじょう… あ!くまもとう場…
『悪魔も登場』
ダジャレ怪談協会による独自採点
- 伝統のネタ度:★★
- ネタ文字数の長さ:★★
- むりくり度:★★★★
- 怖い度:★★★
- 熊本城の凛々しさ:★★★★★

